DENON CDプレーヤー「DCD-755」 ベルト交換 [機械いじり]

DENONのCDプレーヤーが再生できなくなった、
CDを入れてもウイーンと音がして、「00:00:00」のまま。
中を見てみると、CDを読み取るレンズが付いている部分が
モーターで持ち上がらないらしい。
アルミ板で板バネを自作して、持ち上げるのを助けるようにしたら直った。

が、数週後にはトレーが開かなくなったり、しだした。
中を見てみると、今度はCDを読み取るレンズが付いている部分が
モーターで下がらないらしい。
CDを挟みための磁石がかなり強力で、それを引き剥がすのに力が足りないようだ。
CDを入れた状態なら、ちゃんと下がる。CDの厚みの分だけ磁力が弱まるためと思われる。
グリスを駆動部に隙間から塗ったりしたが駄目。

「とりあえず、ゴムベルトを変えてみよう。(経年劣化しそうなのは、もうここしかない)」
DENONのサービスセンターにFAXで注文したら
修理部品なので売らない事になっているとのこと。。。
機械いじりする人にDENON製は不適であることに気づく、もう遅い。

ゴムベルトの実寸を計るが良く分からないものの、色々検索してみたら、
「ONKYO、C-705シリーズ、C-711M、C-722M、CR-185シリーズ、FRシリーズ他、
SONY,KENWOOD等で使用できます。SONY,KENWOOD等」
とヤフオクで売られている物の寸法が酷似。内径25mm 1.6mm×1.6mm角。
とりあえず買って交換。一応グリスアップしなおし、完全に駆動部を分解してママレモンで掃除。
後に、ラジコン用のタミヤのセラグリスHG(これでいいのか?)を駆動部に薄く指で塗布。
直った。
結局、ゴムベルトの劣化によって力不足になっていたのだ。
この種の事は、「大抵ゴムベルトの劣化」らしい。後からネットで知った。
大分時間を費やしてしまった。。

※完全に分解するのに鬼門が1つ。
CDトレーは前方向に抜き出せる。しかし、普通に前に出しても何かがひっかかる。
苦心すること累計5時間。
実は、金属フレームにくっついている様にしか見えないプラスチックフレームだが、
CDトレーがひっかかる部分が少し動くようになっている。
丁度、ピンセットを差し込んで下さいみたいになっている穴に、ピンセットを差込、
少し外側に引くと、つっかえになっている部分が開き、CDトレーが完全に抜き出せる。

※本当はシリコングリスが良いらしいように思う。
グリスのことは良く知らない。ネットで調べても良い情報がなかなかない。
恐らく、セラグリスは5年以上放って置くにはサラサラすぎる(しゃぶしゃぶ、粘度低い)と思われる。
家電のように放ったらかすにはシリコングリスが良いと思われるが、
安くてこれといったのが良く分からない。
多分、PGR-57 プラグリースというのが適しているように思ったが、
ちょっと高いし、本当にあっているか確認できないので、とりあえずセラグリス。

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